都立両国中の受検倍率データ一覧

両国中の受検倍率

都立両国中の受検倍率(令和6年度)

2024年2月3日に行われた令和6年度都立両国中適性検査の受検倍率は男子4.39倍(前年4.66倍)、女子3.89倍(同4.64倍)で男女とも前年から低下しました。

 

都立両国中の倍率推移(2015-2023年)


2023年度(令和5年度)入学生の両国中受検倍率は、男女とも前年度から上昇しました。
男子は4.63倍から4.66倍(2023年度)に、女子は4.51倍から4.64倍(同)になりました。

両国中の倍率の高さは、都立中10校の中での男子は2番目、女子は5番目でした。

 

両国中は2022年に募集人数が男女とも60名から80名に増えたこともあり、倍率が低下していたのですが、23年度はやや倍率を戻したカタチになっています。ただし、募集人数が60名だったときよりは倍率は低くなっています。なお、両国中は男女で倍率にそれほど差がないのが特徴です(ほかの都立中は女子枠のほうが倍率が高い傾向にあります)。

 

両国中の倍率推移(男子)

年度 募集人数 受検人数 受検倍率
2012 60 443 7.38倍
2013 60 444 7.40倍
2014 60 502 8.37倍
2015 60 501 8.35倍
2016 60 484 8.07倍
2017 60 367 6.12倍
2018 60 349 5.82倍
2019 60 390 6.50倍
2020 60 378 6.30倍
2021 60 388 6.47倍
2022 80 370 4.63倍
2023 80 373 4.66倍

年度について…2022年度とは、2022年4月入学生の試験で、2021年度の小学校6年生が受検したものです。

 

両国中の倍率推移(女子)

年度 募集人数 受検人数 受検倍率
2012 60 441 7.35倍
2013 60 498 8.30倍
2014 60 545 9.08倍
2015 60 497 8.28倍
2016 60 487 8.12倍
2017 60 415 6.92倍
2018 60 387 6.45倍
2019 60 393 6.55倍
2020 60 433 7.22倍
2021 60 416 6.93倍
2022 80 361 4.51倍
2023 80 371 4.64倍

(データ出所:東京都教育委員会)
女子枠は2014年度など9倍を超えたこともありましたが募集人数が80名になってからは5倍を下回っています。

 

2022年は倍率が低下(前年度情報)

募集人数が増えたことで倍率は低下

2022年度(令和4年度)入学生の両国中学校受検倍率は、男女とも前年度から低下しました。
男子は6.47倍から4.63倍(2022年度)に、女子は6.93倍から4.51倍(同)になりました。

両国中は募集人数が前年度までの男女各60名から男女各80名に増えました。

2021年度の入試では両国中は男女とも都立中10校の中で倍率が最も高かったのですが、2022年度は男子枠は都立中10校の中で2番目女子枠6番目の高さとなりました。

 

応募倍率と受検倍率の差(両国中過去5年)

応募時点での倍率と実際に受検した人の倍率には差があります(応募しても受検当日に欠席、辞退する人がいるため)。両国中の場合は、この差は0.3倍前後となることが多いのですが、昨年度(2023年度)の女子枠は、その差が0.14倍と低くなりました。

 

男子枠 女子枠
応募 受検 応募 受検
2019 6.78 6.50 0.28 6.75 6.55 0.20
2020 6.63 6.30 0.33 7.55 7.22 0.33
2021 6.78 6.47 0.31 7.30 6.93 0.37
2022 4.99 4.63 0.36 4.78 4.51 0.27
2023 4.91 4.66 0.25 4.78 4.64 0.14

 

倍率が公表されるのはいつ?

応募倍率は例年、1月21日頃に東京都教育委員会のホームページで公表されるので、受験前にことしの傾向(倍率が高いのか低いのか)を知ることができます。

 

実際の受検倍率適性検査日(2月3日)に東京都教育委員会のホームページで「令和●年度東京都立中等教育学校及び東京都立中学校入学者決定受検状況(一般枠募集)」として公表されます。

 

都立両国中の倍率順位と児童数の推移

都立両国中の男女別倍率データと各年の小学校6年生の人数は次の通りです。
小学6年生の人数は、両国中がある墨田区のデータなどを掲載しています。

 

都立両国中の男子倍率と児童数推移

入試年度 倍率 順位 墨田区(人) 区部(人) 東京都(人)
2018 5.82 4 781 29,178 46,508
2019 6.50 1 864 31,093 48,849
2020 6.30 1 796 31,860 49,983
2021 6.47 1 854 32,292 50,383
2022 4.63 2 909 32,633 50,834

赤字は前年から倍率がアップしたところ。
順位は都立中10校の中での順番(高いほうから)。
墨田区(人)は、受検対象となる墨田区の小学校6年生男子の人数(5月1日時点)。
区部(人)は同23区内。東京都(人)は同東京都内。
データ出所:東京都教育委員会ホームページの数値から集計

 

両国中男子の倍率は、過去5年間で3回も都立中(男子枠)の中で最も高く倍率も6倍前後となっています。

 

都立両国中の女子倍率と児童数推移

入試年度 倍率 順位 墨田区(人) 区部(人) 東京都(人)
2018 6.45 4 748 27,413 43,658
2019 6.55 4 805 28,759 45,590
2020 7.22 2 793 29,583 46,806
2021 6.93 1 795 30,195 47,236
2022 4.51 6 798 30,373 47,479

赤字は前年から倍率がアップしたところ。
順位は都立中10校の中での順番(高いほうから)。
墨田区(人)は、受検対象となる墨田区の小学校6年生女子の人数(5月1日時点)。
区部(人)は同23区内。東京都(人)は同東京都内。
データ出所:東京都教育委員会ホームページの数値から集計

両国中女子の倍率は、2020年まで上昇していましたが、2021年、2022年入試では2年連続で前年よりも倍率が低下しました。

都立中各校の受検倍率(一般枠)

男子枠は全体的には前年から低下しましたが、両国中は前年から上昇しました。
女子枠は10校中6校が前年から上昇していて、両国中も4.51倍から4.64倍に上昇しました。

男子 女子
学校名 2023年 2022年 2023年 2022年
白鴎中 3.40 4.00 4.96 5.98
両国中 4.66 4.63 4.64 4.51
富士中 3.21 3.21 3.71 4.15
大泉中 3.90 4.04 4.85 4.53
武蔵中 2.98 2.99 2.69 2.90
小石川中 4.06 4.06 4.50 4.24
桜修館中 4.25 3.98 5.86 5.65
南多摩中 3.79 4.01 4.30 4.28
立川国際中 3.14 4.35 4.17 5.42
三鷹中 4.84 5.49 6.25 5.94

(東京都教育委員会ホームページ公表データより作成)

赤字は前年より倍率が上がったところ。