都立富士中の受験対策情報

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富士中受験生向け情報一覧

都立富士中の倍率

2023年度(令和5年度)入学生の富士中受検倍率は、男子が前年度と同じだったのに対し、女子は前年度から低下しました。男子は3.21倍(2022年度、2023年度とも)に、女子は4.15倍から3.71倍(2023年度)となっています。

 

都立中10校の中での倍率の高さは、男子は8番目、女子は9番目でした。

 

都立富士中入試の仕組み

都立中入試(一般枠)は、適性検査と呼ばれる筆記試験と小学校の成績による内申点の2つで選抜が行われます。適性検査と内申点の割合は募集要項で公表されていて、富士中の令和5年度入試では、適性検査70%内申点30%となっていました。

適性検査の割合は70%〜80%で富士中の70%は都立中10校の中では大泉中、桜修館中とともに最も低い割合になっています(内申点の割合が高い)。

 

参考記事

 

富士中の適性検査内容

都立中入試での適性検査は2科目実施する学校と3科目実施する学校があり、富士中は適性検査を3科目実施しています。

2科目、3科目という表記にしていますが、都立中入試は国語、算数、社会、理科という教科別の試験ではなく、適性検査【1】、適性検査【2】、適性検査【3】という形式で試験が行われます。

適性検査内容(令和5年度入試)

適性検査【1】 9:00〜9:45 共同作成問題
適性検査【2】 10:25〜11:10 共同作成問題
適性検査【3】 11:50〜0:35 独自問題

試験時間はすべて45分。

合格判定

適性検査【1】 200点
適性検査【2】 200点
適性検査【3】 300点
内申点 300点

1000点満点で判定。適性検査は【1】から【3】まで100点満点で採点が行われ、合格判定用に【1】と【2】は得点を2倍、【3】は3倍して換算されます。

 

適性検査問題(令和4年度入試)内容

適性検査T(45分)全6ページ
  • 2つの文章を読んで設問に回答
  • (問題1、配点10点)文章から抜き出し
  • (問題2、配点30点)短文で記述
  • (問題3、配点60点)400字以上440字以内で記述
適性検査U(45分)全12ページ
  • 大問【1】(問題1、配点20点)(問題2、配点20点)
  • 大問【2】(問題1、配点15点)(問題2、配点15点)
  • 大問【3】(問題1、配点14点)(問題2、配点16点)
適性検査V(45分)全9ページ
  • 大問【1】(問題1、配点15点)(問題2、配点15点)(問題3、配点20点)
  • 大問【2】(問題1、配点15点)(問題2、配点15点)(問題3、配点20点)

 

都立富士中入試での内申点計算方法

都立中の内申点は小学校5年生6年生のときの成績(通知表の評定)をもとに計算されます。富士中では下記の方法で計算を行います。6年生の成績は12月末時点のものになります。

 

教科 5年評定 6年評定
国語 25 15 5 25 15 5
社会 25 15 5 25 15 5
算数 25 15 5 25 15 5
理科 25 15 5 25 15 5
音楽 25 15 5 25 15 5
図工 25 15 5 25 15 5
家庭 25 15 5 25 15 5
体育 25 15 5 25 15 5
外国語 25 15 5 25 15 5
合計 225 225
満点 450

内申点は上記の方法で450点満点で計算した値を1.5で割り300点満点で換算した得点が合格判定で用いられます。

 

都立富士中に合格するには

都立富士中(中野区)に合格するための勉強方法、塾家庭教師の選び方などを解説します。

 

都立中の入試は適性検査と呼ばれ、私立中の入試問題とは傾向が異なります。
富士中に合格するには、出題傾向を踏まえた対策が必要です。

 

【参考】令和5年度入試(2023年4月入学)日程

出願受付 令和5年1月12日(木)から令和5年1月18日(水)まで
受検票交付 令和5年1月24日(火)
適性検査(入試) 令和5年2月3日(金)
合格発表 令和5年2月9日(木) 午前9時
入学手続き 令和5年2月9日(木)午後3時まで、2月10日(金)正午まで