都立大泉中の受験対策情報

都立大泉中の受験対策情報

大泉中受験生向け情報一覧

大泉中の倍率

2023年度入学生の大泉中受検倍率は、男子が前年度から低下したのに対し、女子は前年度から上昇しました。男子は4.04倍から3.90倍(2023年度)に、女子は4.53倍から4.85倍(同)になりました。

 

都立中10校の中での倍率の高さは、男子は5番目、女子は4番目でした。

 

都立大泉中入試の仕組み

都立中入試(一般枠)は、適性検査と呼ばれる筆記試験と小学校の成績による内申点の2つで選抜が行われます。適性検査と内申点の割合は募集要項で公表されていて、大泉中の令和5年度入試では、適性検査70%内申点30%となっていました。

適性検査の割合は70%〜80%で、大泉中の70%は都立中10校の中では富士中、桜修館中とともに最も低い割合になっています(内申点の割合が高い)。

 

参考記事

 

大泉中の適性検査内容

都立中入試での適性検査は2科目実施する学校と3科目実施する学校があり、大泉中は適性検査を3科目実施しています。

2科目、3科目という表記にしていますが、都立中入試は国語、算数、社会、理科という教科別の試験ではなく、適性検査【1】、適性検査【2】、適性検査【3】という形式で試験が行われます。

 

適性検査内容

適性検査【1】 9:00〜9:45 共同作成問題
適性検査【2】 10:25〜11:10 共同作成問題
適性検査【3】 11:50〜0:35 独自問題

試験時間はすべて45分。

合格判定

適性検査【1】 200点
適性検査【2】 200点
適性検査【3】 300点
内申点 300点

適性検査は【1】から【3】まで100点満点で採点が行われ、合格判定用に【1】と【2】は得点を2倍、【3】は3倍して換算されます。

 

適性検査問題(令和5年度入試)内容

適性検査T(45分)全5ページ
  • 2つの文章を読んで設問に回答
  • (問題1、配点15点)文章から該当箇所を抜き出し
  • (問題2、配点25点)指定の単語を用いて説明(記述)
  • (問題3、配点60点)400字以上440字以内での記述
適性検査U(45分)全12ページ
  • 大問【1】(問題1、配点20点)(問題2、配点20点)
  • 大問【2】(問題1、配点15点)(問題2、配点15点)
  • 大問【3】(問題1、配点14点)(問題2、配点16点)
適性検査V(45分)全11ページ
  • 大問【1】(問題1、配点15点)(問題2、配点15点)(問題3、配点20点)
  • 大問【2】(問題1、配点15点)(問題2、配点15点)(問題3、配点20点)

 

大泉中入試での内申点計算方法

都立中の内申点は小学校5年生6年生のときの成績(通知表の評定)をもとに計算されます。大泉中では下記の方法で計算を行います。

教科 5年評定 6年評定
国語 30 20 5 30 20 5
社会 30 20 5 30 20 5
算数 30 20 5 30 20 5
理科 30 20 5 30 20 5
音楽 30 20 5 30 20 5
図工 30 20 5 30 20 5
家庭 30 20 5 30 20 5
体育 30 20 5 30 20 5
外国語 30 20 5 30 20 5
合計 270 270
満点 540

内申点は上記の方法で540点満点で計算した値を1.8で割り300点満点で換算した得点が合格判定で用いられます。

 

大泉中に合格するには

都立中の入試は適性検査と呼ばれ、私立中の入試問題とは傾向が異なります。
大泉中に合格するには、出題傾向を踏まえた対策が必要です。

 

【参考】令和5年度入試(2023年4月入学)日程

出願受付 令和5年1月12日(木)から令和5年1月18日(水)まで
適性検査(入試) 令和5年2月3日(金)
合格発表 令和5年2月9日(木) 午前9時
入学手続き 令和5年2月9日(木)午後3時まで、2月10日(金)正午まで