南多摩中の男女共通倍率(推計)都立中では2024年度入試まで男女別枠で合否判定が行われていましたが、2025年度入試からは男女別定員が廃止されます。そこで、男女別定員がなかったら南多摩中のこれまでの倍率がどの程度だったかを推計しました。年男女共通男子枠女子枠20127.216.567.8620137.266.458.0620146.215.516.9120155.464.836.1020165.484.846.1120174.834.385.2820185.195.055.3420195.545.046.0520205.334.935.7320214.944.605.2820224.144.014.2820234.043.794.3020243.693.513.88(男子受検者数+女子受検者数)÷(男子合格者数+女子合格者数)で計算しています。南多摩中は女子枠のほうが倍率が高い状態が続いているため、男女共通となることで女子のほうがこれまでよりも若干入りやすくなります。ただし、近年は男女の倍率差がそれほどないので、あくまで若干有利になるという程度です。都立南多摩中の受検倍率(令和6年度)2024年2月3日に行われた令和6年度都立南多摩中適性検査の受検倍率は男子3.46倍(前年3.79倍)、女子3.88倍(同4.30倍)で男女とも前年から低下しました。都立南多摩中の倍率推移(2015-2023年)2023年度入学生の南多摩中受検倍率は、男子が前年度から低下したのに対し、女子は前年度から上昇しました。男子は4.01倍から3.79倍(2023年度)に、女子は4.28倍から4.30倍(同)になりました。都立中10校の中での倍率の高さは、男子は6番目、女子は7番目でした。都立南多摩中倍率(男子枠)年度募集人数受検人数受検倍率2012805256.56倍2013805166.45倍2014804415.51倍2015803864.83倍2016803874.84倍2017803504.38倍2018804045.05倍2019804035.04倍2020803944.93倍2021803684.60倍2022803214.01倍2023803033.79倍都立南多摩中倍率(女子枠)年度募集人数受検人数受検倍率2012806297.86倍2013806458.06倍2014805536.91倍2015804886.10倍2016804896.11倍2017804225.28倍2018804275.34倍2019804846.05倍2020804585.73倍2021804225.28倍2022803424.28倍2023803444.30倍(データ出所:東京都教育委員会)年度について…2022年度とは、2022年度4月入学生の試験で、2021年度の小学校6年生が受検したものです。前年度情報都立南多摩中の2022年受検倍率は、男子が4.01倍(前年4.60倍)、女子が4.28倍(前年5.28倍)と男女とも前年から倍率が低下しました。前年から倍率が低下したのは男子は4年連続、女子は3年連続で倍率の低下傾向が続いています。なお、都立中10校の中での倍率では、男子は6番目、女子は7番目の高さでした。応募倍率と受検倍率の差(南多摩中過去5年)南多摩中は他の都立中と比べて応募倍率と受検倍率の差が小さいのが特徴です。辞退する人が少ないことが原因だと思われます。応募しても受検当日に欠席、辞退する人がいるため応募時点での倍率よりも実際の受検倍率のほうが低くなります。男子枠女子枠年応募受検差応募受検差20195.255.040.216.116.050.0620205.004.930.075.795.730.0620214.684.600.085.455.280.1720224.144.010.134.354.280.0720233.853.790.064.434.300.13都立南多摩中の倍率順位と児童数の推移都立南多摩中学校の男女別倍率データと各年の小学校6年生の人数は次の通りです。小学6年生の人数は、南多摩中がある八王子市のデータも掲載しています。都立南多摩中(男子)の倍率推移入試年度倍率順位八王子市(人)市部(人)東京都(人)20185.0562,38016,97246,50820195.0462,48817,36848,84920204.9362,42317,79249,98320214.6062,34317,73650,38320224.0162,36117,86950,834赤字は前年から倍率がアップしたところ。順位は都立中10校の中での順番(高いほうから)。八王子市(人)は、受検対象となる八王子市の小学校6年生男子の人数(5月1日時点)。市部(人)は同市部内。東京都(人)は同東京都内。データ出所:東京都教育委員会ホームページの数値から集計南多摩中男子の倍率は、2019年度の5.04倍から4.93倍(2020年度)→4.60倍(2021年度)→4.01倍(2022年度)と3年連続で低下しています。都立南多摩中(女子)の倍率推移入試年度倍率順位八王子市(人)市部(人)東京都(人)20185.3482,26315,91943,65820196.0562,32716,54045,59020205.7372,34416,89546,80620215.2862,27516,75247,23620224.2872,24116,76447,479赤字は前年から倍率がアップしたところ。順位は都立中10校の中での順番(高いほうから)。八王子市(人)は、受検対象となる八王子市の小学校6年生女子の人数(5月1日時点)。市部(人)は同市部内。東京都(人)は同東京都内。データ出所:東京都教育委員会ホームページの数値から集計南多摩中女子の倍率は、2019年度の6.05倍から5.73倍(2020年度)→5.28倍(2021年度)→4.28倍(2022年度)と3年連続で低下しています。都立中の倍率(2023-2022年比較)都立中10校の2023年、2022年一般枠受検倍率は次の通りでした。男子女子学校名2023年2022年2023年2022年白鴎中3.40 4.00 4.96 5.98 両国中4.664.63 4.644.51 富士中3.21 3.213.71 4.15大泉中3.90 4.04 4.854.53 武蔵中2.98 2.99 2.69 2.90小石川中4.06 4.06 4.504.24 桜修館中4.253.98 5.865.65 南多摩中3.79 4.01 4.304.28 立川国際中3.14 4.354.17 5.42三鷹中4.84 5.496.255.94(東京都教育委員会ホームページ公表データより作成)赤字は前年より倍率が上がったところ。
