都立中入試で内申オール2とオール3の差はどのぐらい?

都立中入試で内申オール2とオール3の差はどのぐらい?

都立中入試で内申が低いとどのぐらい不利?

都立中入試では、適性検査(筆記試験)の成績と内申点(小学校5年と6年のときの通知表の評定)で合否判定が行われます。内申点の割合は受検する中学校により異なり20%から30%です。

 

内申(小学校の成績)がオール2とオール3(ともに3段階評価)だと、都立中入試ではどのぐらいの差がつくのでしょうか?令和5年度の入試要項をもとにまとめました。

 

内申点オール2とオール3での差

学校名 総合点 内申点(オール3) 内申点(オール2) 割合
白鴎中 1000 200 100 100 10%
両国中 1000 200 125 75 7.5%
富士中 1000 300 180 120 12%
大泉中 1000 300 200 100 10%
武蔵中 1600 400 320 80 5%
小石川中 800 200 160 40 5%
桜修館中 1000 300 204 96 9.6%
南多摩中 1000 200 100 100 10%
立川国際中 1000 250 125 125 12.5%
三鷹中 1000 200 100 100 10%

割合は総合点に占めるオール3とオール2の差の比率のこと。

 

総合点に占めるオール2とオール3の差が最も大きいのは立川国際中で、1000満点中で125点も差がつくことになります。これはかなりの差で、オール2の人がオール3の人においつくには適性検査で相当に良い点を取る必要があります。

 

反対に差が最も小さいのは武蔵中小石川中で、武蔵中は1600点満点中の80点の差、小石川中は800点満点中の40点の差でともに5%しかちがいがありません。

 

学校により、かなり差がありますね。
これは内申点の計算方法がちがうためです。

 

各校の内申点の計算方法は、下記ページにまとめていますので、そちらをチェックしてみて下さい。