都立白鴎中の受験対策情報

都立白鴎中の受験対策情報

白鴎中受験生向け情報一覧

白鴎中の倍率は?

2023年度(令和5年度)入学生の白鴎中受検倍率は、男女とも前年度から低下しました。
男子は4.00倍から3.40倍(2023年度)に、女子は5.98倍から4.96倍(同)になっています。

 

都立中10校の中での倍率の高さは、男子は7番目、女子は3番目でした。

白鴎中は令和5年度入学生から募集人員が前年までの4学級160人(男女)から5学級200人に増加しました(高校入学段階での募集を取りやめたことによるもの)。

 

白鴎中入試の仕組み

都立中入試(一般枠)は、適性検査と呼ばれる筆記試験と小学校の成績による内申点の2つで選抜が行われます。適性検査と内申点の割合は募集要項で公表されていて、白鴎中の令和5年度入試では、適性検査80%内申点20%となっていました。

 

参考記事

 

白鴎中の適性検査内容

都立中入試での適性検査は2科目実施する学校と3科目実施する学校があり、白鴎中は適性検査を3科目実施しています。

2科目、3科目という表記にしていますが、都立中入試は国語、算数、社会、理科という教科別の試験ではなく、適性検査【1】、適性検査【2】、適性検査【3】という形式で試験が行われます。

適性検査内容(令和5年度入試)

適性検査【1】 9:00〜9:45 独自問題
適性検査【2】 10:25〜11:10 共同作成問題
適性検査【3】 11:50〜0:35 独自問題

試験時間はすべて45分。

共同作成問題とは都立中10校で共通した問題のことで、独自問題とは、白鴎中独自の問題のことです。

 

合格判定

1000点満点で判定。

適性検査【1】 300点
適性検査【2】 300点
適性検査【3】 200点
内申点 200点

適性検査は【1】から【3】まで100点満点で採点が行われ、合格判定用に【1】と【2】は得点を3倍、【3】は2倍して換算されます。

 

適性検査問題(令和4年度入試)内容

適性検査T(45分)全4ページ
  • 2つの文章を読んで設問に回答
  • (問題1、配点20点)100字以内で説明
  • (問題2、配点20点)100字以内で説明
  • (問題3、配点60点)450字以上500字以内での記述
適性検査U(45分)全12ページ
  • 大問【1】(問題1、配点20/15点)(問題2、配点20/15点)
  • 大問【2】(問題1、配点20/15点)(問題2、配点20/15点)
  • 大問【3】(問題1、配点14点)(問題2、配点16点)
適性検査V(45分)全12ページ
  • 大問【1】(問題1、配点15点)(問題2、配点15点)(問題3、配点15点)
  • 大問【2】(問題1、配点10点)(問題2、配点15点)(問題3、配点10点)(問題4、配点20点)

 

白鴎中入試での内申点計算方法は?

都立中の内申点は小学校5年生6年生のときの成績(通知表の評定)をもとに計算されます。白鴎中では下記の方法で計算を行います。

教科 5年評定 6年評定
国語 20 10 5 20 10 5
社会 20 10 5 20 10 5
算数 20 10 5 20 10 5
理科 20 10 5 20 10 5
音楽 20 10 5 20 10 5
図工 20 10 5 20 10 5
家庭 20 10 5 20 10 5
体育 20 10 5 20 10 5
外国語 20 10 5 20 10 5
合計 180 180
満点 360

内申点は360点満点で計算した値を1.8で割り200点満点で換算した得点が総合成績(合格判定)に用いられます。

 

白鴎中に合格するには

白鴎中入試では総合成績の1000点満点中800点が適性検査(筆記試験)で、適性検査の割合は都立中の中で最も高くなっています。このため、まずは適性検査対策をしっかり行うことが必要です。

 

【参考】令和5年度入試(2023年4月入学)日程【一般枠】

出願受付 令和5年1月12日(木)から令和5年1月18日(水)まで
適性検査(入試) 令和5年2月3日(金)
合格発表 令和5年2月9日(木) 午前9時
入学手続き 令和5年2月9日(木)午後3時まで、2月10日(金)正午まで

上記日程は一般枠のものです。特別枠、帰国・在京枠は検査日、合格発表日、入学手続き日が異なります。