小学校でのノロウイルスの感染に注意
毎年のことですがノロウイルスの流行時期と中学受験の時期は重なってしまいます。
今年の受験シーズン(2015年−2016年)も同じ。
国立感染症研究所が2015年12月13日までの1週間でノロウイルス患者が今シーズン初めて3万人を超えたと発表しました。
ピークが予想される12月下旬から1月中旬に向けて予防策や注意点をまとめました。
中学入試に万全の態勢で臨めるように気をつけましょう。
小学校での感染に注意
今年のノロウイルスの特徴は医療機関でも見分けがつきにくいことです。
遺伝子が変異した新型があらわれているため簡易キットでの診断が正確ではないそうです。
このため、ノロウイルスに感染していても気がつかないでいる人が少なくありません。
ただの風邪か下痢かなと思って、学校に通ってしまう子もいるようです。
そうなると注意しないといけないのは、小学校での感染。
集団感染になることもあるので自己防衛策が必要です。
感染予防には手洗いの徹底
ノロウイルスへの感染を防ぐ方法は手洗いの徹底。ほかの感染症予防でも十分な手洗いは良く言われることですが、ノロウイルスでは特に大事。
ノロウイルスはインフルエンザウイルスなどと比べて小さいので、手のしわに入り込みやすいからです。手のしわまで洗うことを心がけましょう。
学校では温水ではなく水で手を洗わなければなりません。冬は冷たい水が嫌で手を湿らす程度でしか洗わない人がいますがこれでは不十分。
しっかり流水で手を洗いましょう。
自宅で出来る予防策
自宅では家族が外から持ち込んでしまうウイルスに注意。
これはノロウイルスに限りません。服装などについて持ち込んでしまうこともあるので注意。
部屋全体を除菌するクリーナーも受験生の家庭では必需品です。
いままでの頑張りを無駄にしてしまわないように万全の態勢で入試日を迎えてください。