都立中学受験向けの勉強方法(記述問題対策)
都立中高一貫校の適性検査では記述問題が大きなウェートを占めています。
ほとんどの中学では適性検査は(1)と(2)に分かれていて、どちらかが国語に相当するもので、もうひとつが算数、社会、理科など総合的な問題です。
この国語に相当するほうの適性検査は、ほとんどが記述問題です。
文章を読んで自分の考えを述べるという作文に近いものが多くなっています。
記述で指定される文字数は、400字から600字程度でそれなりのボリュームがあります。
なお、適性問題は(1)と(2)の両方(学校によっては(3)もあり)を受けなければならないので、記述対策がどうしても避けられないのが中高一貫校入試です。
私立中学とは異なる記述問題対策
都立中高一貫校の適性検査は私立中学の入学試験とは性格が異なります。
入学試験ではなく適性検査と言っていることから、その時点での学力を測るものではなく、
入学後に学力が伸びる適性のある子どもを選抜しようとするものです。
これを見極めるのが記述問題です。
そのため、私立中入試では受けのいい「欠点のないまとまった」文章が良いとは限りません。
都立中高一貫校ならではの傾向というものもあります。
塾でここまでフォローされていれば問題ありませんが、そうでなければ下記が参考になります。
記述問題は一定の実力をつけてしまえば、当日の点数が計算できる問題となります。
問題との相性といった心配がなく、確実に稼ぐことができる科目になるというわけです。
適性検査が2〜3種類しかない都立中入試ではこれは大きなメリットです。
早めに記述対策をしておくことをオススメします。