都立桜修館中の受験対策情報

都立桜修館中の受験対策情報

桜修館中受験生向け情報一覧

桜修館中の受検倍率

2023年度(令和5年度)入学生の桜修館中受検倍率は、男女とも前年度から上昇しました。
男子は3.98倍から4.25倍(2023年度)に、女子は5.65倍から5.86倍(同)になりました。

 

都立中10校の中での倍率の高さは、男子は3番目、女子は2番目でした。

 

都立桜修館中入試の仕組み

都立中入試(一般枠)は、適性検査と呼ばれる筆記試験と小学校の成績による内申点の2つで選抜が行われます。適性検査と内申点の割合は募集要項で公表されていて、桜修館中の令和5年度入試では、適性検査70%内申点30%となっていました。

適性検査の割合は70%〜80%で、桜修館中の70%は都立中10校の中では大泉中、富士中とともに最も低い割合になっています(内申点の割合が高い)。

 

参考記事

 

桜修館中の適性検査内容

都立中入試での適性検査は2科目実施する学校と3科目実施する学校があり、桜修館中は適性検査を2科目実施しています。

2科目、3科目という表記にしていますが、都立中入試は国語、算数、社会、理科という教科別の試験ではなく、適性検査【1】、適性検査【2】、適性検査【3】という形式で試験が行われます。

 

適性検査内容

適性検査【1】 9:00〜9:45 独自問題
適性検査【2】 10:25〜11:10 独自問題+共同作成問題

試験時間はすべて45分。

 

合格判定

適性検査【1】 200点
適性検査【2】 500点
内申点 300点

1000点満点で判定。適性検査は【1】と【2】をそれぞれ100点満点で採点し、合格判定用に【1】は2倍、【2】は5倍されます。適性検査【2】の割合が高いのが桜修館中の特徴です。

 

適性検査問題(令和5年度入試)内容

適性検査T(45分)全4ページ
  • 2つの文章を読んで設問に回答
  • (問題1、配点非公表)記述回答2つ(1つは25字以内)
  • (問題2、配点非公表)100字以内で説明
  • (問題3、配点非公表)400字以上500字以内での記述
適性検査U(45分)全14ページ
  • 大問【1】(問題1、配点16点)(問題2、配点8点)(問題3、配点16点)
  • 大問【2】(問題1、配点15点)(問題2、配点15点)
  • 大問【3】(問題1、配点14点)(問題2、配点16点)

 

桜修館中入試での内申点計算方法

都立中の内申点は小学校5年生6年生のときの成績(通知表の評定)をもとに計算されます。
桜修館中では下記の方法で計算を行います。6年生の成績は12月末時点のものになります。

教科 5年評定 6年評定
国語 25 17 9 25 17 9
社会 25 17 9 25 17 9
算数 25 17 9 25 17 9
理科 25 17 9 25 17 9
音楽 25 17 9 25 17 9
図工 25 17 9 25 17 9
家庭 25 17 9 25 17 9
体育 25 17 9 25 17 9
外国語 25 17 9 25 17 9
合計 225 225
満点 450

合否判定の際は、上記の450点満点で算出したものを1.5で割って300点満点に換算して行います。

 

 

 

桜修館中に合格するには

都立桜修館中(目黒区)に合格するための勉強方法、塾家庭教師の選び方などを解説します。

 

都立中の入試は適性検査と呼ばれ、私立中の入試問題とは傾向が異なります。
桜修館中に合格するには出題傾向を踏まえた対策が必要です。

 

(参考)令和5年度入試(2023年4月入学)日程

出願受付 令和5年1月12日(木)から令和5年1月18日(水)まで
適性検査(入試) 令和5年2月3日(金)
合格発表 令和5年2月9日(木) 午前9時
入学手続き 令和5年2月9日(木)午後3時まで、2月10日(金)正午まで