2024年2月3日に行われた令和6年度都立小石川中適性検査の受検倍率は男子3.61倍(前年4.06倍)、女子4.19倍(同4.50倍)で男女とも前年から低下しました。
都立小石川中の倍率推移(2
文京区には公立中学校が全部で11校あります。
内訳は都立中高一貫校が1校(小石川中)、区立中学校が10校です。
文京区では住所により決められた指定校以外の中学校に通うこともできます。
学校選択制度と呼ばれ、学校の活性化などを目的としています。
ただし、中学校ごとに受入れ可能人数が決まっていますので、必ずしも希望の中学校に通えるわけではありません。希望者が多い中学校は抽選となります。
ちなみに、 令和2年度入学の場合では、第六中、第九中、茗台中、音羽中で抽選が行われました。なお、通学区域の指定校を希望した場合は、抽選は行われず優先的に入学できます。
また、文京区では自転車通学を禁止しているので、遠くの中学を希望する場合は通うことが出来るかも考慮する必要があります。
※上記はあくまで文京区立の中学校の話です。
都立中高一貫校(小石川中)は適性検査にて入学者の選抜が行われます。
種別 | 中学校名 | 住所 |
---|---|---|
都立中高一貫 | 小石川中等教育学校 | 本駒込2−29−29 |
区立中学 | 第一中学校 | 小石川5−8−9 |
第三中学校 | 春日1−9−31 | |
第六中学校 | 向丘1−2−15 | |
第八中学校 | 千駄木2−19−22 | |
第九中学校 | 本駒込3−28−9 | |
第十中学校 | 千石2−40−17 | |
文林中学校 | 千駄木5−25−10 | |
茗台中学校 | 春日2−9−5 | |
本郷台中学校 | 本郷2−38−23 | |
音羽中学校 | 大塚1−9−24 |
令和2年度入学生の学校別の受入れ可能人数と入学希望者数が文京区のホームページに掲載されていました(令和元年11月13日現在)。
文京区の区立中では第六中学校や第九中学校などが人気となっています。
学校名 | 受入れ可能数(人) | 希望者数(人) |
---|---|---|
第一中学校 | 105 | 100 |
第三中学校 | 105 | 88 |
第六中学校 | 105 | 304 |
第八中学校 | 70 | 49 |
第九中学校 | 105 | 253 |
第十中学校 | 105 | 133 |
文林中学校 | 105 | 64 |
茗台中学校 | 105 | 233 |
本郷台中学校 | 70 | 174 |
音羽中学校 | 105 | 282 |
(出所:文京区ホームページ)
希望者数には、私立中学校等の受験を予定されている方もいるため実際の入学者は希望者よりも少なくなります。例えば、令和元年の場合、本郷台中学校の希望者数は131人でしたが、実際の入学者数は58人でした。