中学受験まで半年を切ってスランプになったら
平成29年の都立中高一貫校の適性検査日は2月3日(金)です。
小学校6年生の場合は、2学期が始まると、もう受験まで半年ありません。
この時期になると増えてくるのが模擬試験。
入試問題に近いレベルのものが出題されるので、よりその結果が重要になってきます。
ただ、この時期にスランプになってしまう受験生も少なくありません。
成績が落ちてきた…
勉強してるのに思ったように成績が伸びない。それどころか成績が落ちてきてしまった。このままでは合格圏と思っていた学校すら危なくなってきた。となるとアセルばかりですよね。
そこで、中学受験まで半年を切ってスランプになってしまったときの対策を合格者の体験談などをもとに整理してみました。
落ち着いて何ができていないかを整理する
入試まで時間がないと焦ってしまうものですが、本番まで半年を切ってスランプになったけれども志望校に合格出来た人に共通するのは落ち着いて問題点を整理したこと。
- 模試のどの単元で点が取れなかったのか
- 模試の問題との相性はどうだったのか
- 出来なくても気にする必要がない問題はどれか
模試の成績がガタ落ちしたのであれば、こうしたことを冷静に分析できた人がスランプを脱出し、志望校に合格したようです。
単に算数の成績がスランプだというのではなく、算数のどの単元の成績が悪いのかまで確認すること。算数がスランプだと認識してしまうと、自信を失ってしまいます。
その結果、出来ていた問題まで出来なくなる悪循環に。
これは避けなければなりません。
模試との相性も確認
また、この時期になると模試がより入試の傾向にあわせたものになります。ただ、この傾向は学校により異なります。例えば、都立中高一貫校の適性検査はかなり特殊な形式です。
となると、自分が受験しない学校の傾向にあわせた模試だった場合は、良い点を取れてなくても気にする必要はありません。
いままで総合力でいい点が取れていた受験生はこの傾向にあります。自分の志望校により模試では出来なくても気にする必要がない問題というのがあります。
志望校に向けたチューニング作業
スランプになったということは、いままではいい成績がとれていたということ。
それは実力があることの証しでもあります。
入試まで半年を切って大事になるのは、その実力を志望校の傾向にあわせてチューニングしていくこと。そのチューニングが上手くいってないのがスランプです。
ただし、時間がないことに変わりはありません。
この時期では試行錯誤してるわけにはいきません。
そこで、相談すべきは中学受験のプロの意見。ピンポイントで中学受験に実績のある家庭教師を利用する人が増えるのもこのため(合格者の体験談にもありました)。
直前期だと予約が一杯ということもありますので、早めに相談してみてください。
⇒ 家庭教師のノーバス