中学受験生の夜食で気をつけるべき負のループ
受験まであとわずかとなると最後の追い込みで夜遅くまで勉強することがありますよね。
となると、忘れてはならないのが夜食。
ネットには受験生向けの夜食メニューなんて記事も増えてきてます。
ただ、メニューよりも気をつけなければならないことがあるので注意してください。
夜食のせいで朝食が食べられない
夜食で一番気をつけなければならないのは「朝食をおいしく食べられるか」です。「いまいち朝食を食べる気になれない」というのは昨日の夜食が残っている(消化しきれていない)せい。
朝食を食べない → 昼食が朝食代わり → 夕食が昼食代わり → 夜食が夕食代わり → 夜食をしっかり食べる → 朝食のときに夜食が消化しきれていない → 朝食を食べない…
と負の連鎖になってしまいます。
朝食を食べないのは受験生にとっては大きなマイナス。
受験本番は午前中に試験があるからです。
朝食抜きでは午前中から頭をフル回転させることができません。
ガス欠状態になってしまいます。
受験当日だけ朝食をしっかり食べるなんてのもNG。
そんな慣れないことをしてしまったら、試験中におなかが痛くなってくるだけです。
受験本番前から朝食を食べる生活を続ける。
そうすることで、午前中から頭をフル回転できる心身の状態をつくっておくのです。
体調管理も受験勉強のうちといわれますが、朝型生活にすることも受験勉強です。
そのために夜食はどうすべきか?
こうした逆算的な考え(朝食を美味しく食べられるかという考え)から夜食のメニューは決めましょう。「うどん」など消化の良いものが受験生の夜食として勧められるのはこうした理由からです。
頭の栄養補給にはブドウ糖
また、勉強に集中しすぎて頭がつかれたときにはブドウ糖がおすすめです。
ブドウ糖は頭の栄養補給に適していると言われます。
受験生向けの合格グッズにもブドウ糖の飴があるほど定番ともいえます。
身近なところで言えば、お菓子の「ラムネ」もブドウ糖です。
「ラムネ」であれば食べ過ぎてしまうこともないので、朝食が食べられなくなる心配もありません。こちらはスーパーやコンビニなどでも手に入るので探してみてください。
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