東京都立中高一貫校の適性検査問題分析

両国中(都立中高一貫校)の平成27年適性検査問題分析

平成27年の両国中(都立中高一貫校)適性検査実施概要

都立中高一貫校では調査書(小学校での成績)と適性検査の合計点で合否判定が行われます。

 

調査書と適性検査の割合は中学校により異なり、両国中の場合は適性検査8調査書2となっています。両国中は適性検査の割合が高い中学校のひとつです。

 

両国中の適性検査は3種類。

  • 適性検査(1)…45分、300点
  • 適性検査(2)…45分、200点
  • 適性検査(3)…30分、300点

それぞれの内容については下記のとおりです。

 

平成27年の両国中適性検査(1)問題
  • 国語の読解問題に近い形式
  • 2つの文章を読んであとの問題に答える
  • 350字以上400字以内の記述あり

適性検査は私立中学で行われている科目別の試験とは異なるのですが、適性検査(1)国語の問題と考えれば間違いありません。

 

ただし、漢字の書き取り問題はなく小問が5つだけ。

 

最後の問題は2つの条件を満たしながら、指定された字数(350字以上400字以内)で自分の考えを記述する問題となっています。

 

なお、2つの文章とは「茂木健一郎の脳みそがときめく言葉の魔法」(茂木健一郎著)と「絶対幸せになれるたった10の条件」(小川仁志著)でした。

 

平成27年の両国中適性検査(2)問題

適性検査(2)は科目でいえば社会理科に近い問題でした。
いずれも文章や資料を読み取って問題に答えるというもの。

 

単純な知識を問う問題はなく、知識をもとに考えさせるものが多く適性検査らしい問題といえます。題材にはうるう年や東京オリンピックが扱われました。

 

大問3問構成で問題文や資料が多く、こうした形式に慣れていない子の場合は時間が足りなくなったかもしれません。

 

平成27年の両国中適性検査(3)問題

この適性検査(3)算数理科を組み合わせたような問題でした。
算数の問題と言っても、単なる計算問題はなく文章を読んで必要な計算を行うもの。

 

資料を読み取る力と数学(算数)的な考え方が必要とされる問題でした。
30分と試験時間が短いこともあり集中力も必要とされます。

 

問題は全部で5問。
ただし、300点分あり差がつきやすいので要注意です。

 

両国中向けで必要な受験勉強

適性検査はいずれも予想問題が立てにくいのが特徴です。
これは、単なる知識を問うのではなく、考える力や応用力を測る問題となっているからです。

 

そのため、受験勉強で必要なのは記述力をつけること。
記述力(自分の考えをまとめ記述する力)はどんな問題でも発揮できます。

 

つまり、記述力がある児童は、どんな問題が出題されてもある程度の得点が取れるようになっているのが両国中の適性検査問題です。(他の都立中高一貫校にもあてはまります。)

 

このため、記述力をアップさせる勉強を優先させることが必要です。
具体的な勉強法はこちらを参考にしてみてください。⇒ 都立中高一貫校 満点作文講座

 

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