都立武蔵中の受験対策情報

都立武蔵中の受験対策情報

武蔵中受験生向け情報一覧

都立武蔵中の倍率

2023年度(令和5年度)入学生の武蔵中受検倍率は、男女とも前年度から低下しました。
男子は2.99倍から2.98倍(2023年度)に、女子は2.90倍から2.69倍(同)になりました。

 

都立中10校の中での倍率の高さは、男子は10番目、女子は10番目でした。

 

都立武蔵中入試の仕組み

都立中入試(一般枠)は、適性検査と呼ばれる筆記試験と小学校の成績による内申点の2つで選抜が行われます。適性検査と内申点の割合は募集要項で公表されていて、武蔵中の令和5年度入試では、適性検査75%内申点25%となっていました。

適性検査の割合は70%〜80%で、武蔵中の75%は都立中の中で高くも低くもない中間的な割合です。

 

参考記事

 

武蔵中の適性検査内容

都立中入試での適性検査は2科目実施する学校と3科目実施する学校があり、武蔵中は適性検査を3科目実施しています。

2科目、3科目という表記にしていますが、都立中入試は国語、算数、社会、理科という教科別の試験ではなく、適性検査【1】、適性検査【2】、適性検査【3】という形式で試験が行われます。

 

適性検査内容

適性検査【1】 9:00〜9:45 共同作成問題
適性検査【2】 10:25〜11:10 共同作成問題+独自問題
適性検査【3】 11:50〜0:35 独自問題

試験時間はすべて45分。

合格判定

適性検査【1】 400点
適性検査【2】 400点
適性検査【3】 400点
内申点 400点

1600点満点で判定。適性検査は【1】から【3】まで100点満点で採点し、合格判定用に4倍されます。

 

適性検査問題(令和5年度入試)内容

適性検査T(45分)全5ページ
  • 2つの文章を読んで設問に回答
  • (問題1、配点15点)文章から該当箇所を抜き出し
  • (問題2、配点25点)指定の単語を用いて説明(記述)
  • (問題3、配点60点)400字以上440字以内での記述
適性検査U(45分)全14ページ
  • 大問【1】(問題1、配点15点)(問題2、配点15点)
  • 大問【2】(問題1、配点10点)(問題2、配点20点)(問題3、配点10点)
  • 大問【3】(問題1、配点14点)(問題2、配点16点)
適性検査V(45分)全10ページ
  • 大問【1】(問題1、配点20点)(問題2、配点15点)(問題3、配点15点)
  • 大問【2】(問題1、配点16点)(問題2、配点16点)(問題3、配点18点)

 

都立武蔵中入試での内申点計算方法

都立中の内申点は小学校5年生6年生のときの成績(通知表の評定)をもとに計算されます。武蔵中では下記の方法で計算を行います。6年生の成績は12月末時点のものになります。

 

教科 5年評定 6年評定
国語 25 20 5 25 20 5
社会 25 20 5 25 20 5
算数 25 20 5 25 20 5
理科 25 20 5 25 20 5
音楽 25 20 5 25 20 5
図工 25 20 5 25 20 5
家庭 25 20 5 25 20 5
体育 25 20 5 25 20 5
外国語 25 20 5 25 20 5
合計 225 225
満点 450

内申点は上記の方法で450点満点で計算した値を400点満点で換算した得点が合格判定で用いられます。

 

 

都立武蔵中に合格するには

武蔵中の適性検査は【1】から【3】までにあり、各45分のテストです。このうち【1】は400字以上の記述回答を求められる読解問題で、【2】【3】は算数、理科、社会を含む総合問題です。

 

都立中入試では、適性検査は【1】から【3】まで3科目ある学校と【1】と【2】の2科目の学校に分かれます。いずれの場合も適性検査【1】に400字程度の記述解答が求められるのは同じですが、総合成績に占める配点割合は異なります。

 

 

(参考)令和5年度入試(2023年4月入学)日程

出願受付 令和5年1月12日(木)から令和5年1月18日(水)まで
適性検査(入試) 令和5年2月3日(金)
合格発表 令和5年2月9日(木) 午前9時
入学手続き 令和5年2月9日(木)午後3時まで、2月10日(金)正午まで