東京都の公立中高一貫校を目指すなら知っておきたいこと

大人向けの新書などからの出題が目立つ

中学入試に出題される文章は子供向きというわけではなく、むしろ大人向きに出版されているものから出題されることのほうが多くなっています。

 

ここ2年間(平成26年、25年)の都立中高一貫校の適性検査で出題された文章も見ても、池上彰さんの「わかりやすく〈伝える〉技術」や茂木健一郎さんの「それでも脳はたくらむ」など、ビジネスマンも読むようなものから出題されています。

 

この傾向から考えると、受験対策として日本文学全集のようないかにも試験に出そうな名作を読んでもあまり意味がありません。それよりも、話題になっている本を読むようにしたほうが、試験対策になります。

 

最近の新書(特にベストセラーとなるようなもの)はわかりやすく書かれているものが多いので、小学生でも十分に内容を把握することができます。

 

また、こうした話題の書を読んでおくことで、社会的に問題となっていることを知るのも適性検査対策になります。下記に過去2年間の出典一覧をまとめましたので、参考にしてみてください。

 

適性検査試験で出題された文章一覧
中学校名出題年度作品名
白鴎中平成26年大岡信「みち草」
平成25年日高敏隆「人間はどこまで動物か」
秋野翔一郎「イソップ寓話集」
両国中
平成26年田中修「植物のあっぱれな生き方」
立川昭二「『気』の日本人」
平成25年モーニング編集部+門倉紫麻「We are宇宙兄弟 宇宙飛行士の底力」「We are宇宙兄弟 宇宙を舞台に活躍する人たち」
富士中平成26年志村忠夫『文系?理系?―人生を豊かにするヒント―』
平成25年茂木健一郎「それでも脳はたくらむ」
大泉中平成26年玄田有史「希望のつくり方」
平成25年池谷裕二「いま、この研究がおもしろい」
武蔵中平成26年保坂弘司「玉勝間・花月草紙ほか」
菅野雅雄「近世散文集評論 玉勝間」
加藤秀俊「独学のすすめ」
平成25年兼好法師「徒然草」
峯村文人・齋藤義光「徒然草研究」
森博嗣「自分探しと楽しさについて」
小石川中平成26年松崎仁紀「『こだわり』にこだわる」(毎日新聞コラム)
鈴木義理「日本語のできない日本人」
竹内政明「『編集手帳』の文章術」
平成25年柳澤桂子「本を書く」
福岡伸一「鈴木少年の大発見」
南多摩中平成26年渡辺茂「ピカソを見分けるハト ヒトの認知、動物の認知」
平成25年日高敏隆「春の数えかた」
立川国際中平成26年藤原与一「私たちと日本語」
平成25年池上彰「わかりやすく〈伝える〉技術」
三鷹中平成26年升井純子「行ってきまぁす!」
長友佑都「上昇志向 幸せを感じるために大切なこと」
平成25年かんのゆうこ「とびらの向こうに」
田中優子「グローバリゼーションの中の江戸」

PR


 
適性検査対策 成績を急上昇させるには 受検倍率推移 募集要項一覧 サイトマップ